あおいのブログ

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なんで一生懸命仕事するの?サボればいいじゃん 

今回すごい反論がくれないので、あらかじめ言っておきます。
これは善悪を言っているのではなく、どっちの方が得な生き方かに焦点をあてています。その部分を考慮して読み進めていただけると幸いです。
 
突然ですが、職場でこんな特徴のひとに出会ったことありますせんか?
 
・仕事が遅い
・最低限の仕事しかしない
・なのに、定時で帰る
 
周りに、こんなタイプの人が1人や2人いると思います。周りからは「もっとテキパキしろや」とか「俺らも残業しているんだからお前もしろよ」と思われていることでしょう。
 
しかし私はこういう人(ここからはサボリ魔と呼びます)の方が、実は、頭がいい人間というか効率的な人間なのだと思います。こういうことをいうと「真面目に働いている人に失礼」とか「サボリ魔しかいなくなったら日本はダメになる」とかいう人が出てくと思いますが、そう思った人は最後まで読んでください。
 
さてと、
なぜ私が、サボリ魔を頭がいいと思うのか、
その理由は3つあります。
 

頑張ろうが結果は変わらない

 
会社によっては、どれだけ頑張っても昇進のタイミングや、給料の上がり幅が一定だったりして、可視化できる評価をもらえない場合があります。そういった職場で、努力していない人と、努力している人でどちらが得かといったら、前者ですよね。もちろん上司に認められることや、責任のある仕事を任せられて、喜びを感じる人は努力して結果を出す方がいいでしょう。ただ、その努力に見合う成果が返ってこないなら、そもそもそんな努力しなければいいんじゃん、という考え方の方が結果的には、楽で効率的な生き方な気がします。
 

優秀な人は忙しい

 
仕事に全力を注いで、それで結果も出せる人。そういう人は周りから信頼されます。そうすると、上司は「あいつになら任せられる」と思い、難しい仕事や時間のかかる仕事を回ってきます。それは勿論信頼されているからこそなんですが、全力でやればやるほど、仕事も増えていく。誰がこんなこと進んでやるのかな?と思います。皆さんの周りを見ていただければわかると思いますが、優秀な人は忙しいです。
 

期待値が低い

 
デメリットのように思うかもしれませんが、これが一番大きなメリット。サボリ魔は優秀の人と比べると期待値が低いです。「こいつの能力ならこれくらいの時間がかかりそうだな」とか向こうが勝手にハードルを低く設定してくれます。そして、その低いハードルを高くは飛ばず、ちょうどいい高さで飛びます。そうすることで、なおハードルの高さを維持することができるのです。そしてこのやり方をやっているサボリ魔達は、優秀な人に比べて、精神的にも肉体的にも楽だと思う訳です。
 

まとめ

 
以上の3点は「社員の成果や能力が、社員の評価とイコールではない」という前提があるので、その辺は悪しからず。ただ、現在の日本の雇用体制ではこのような企業が多い気がします。私はもっと実力主義な社会になって行くことが正しいと思っていますが、現在の日本では年功序列とかいう、古臭い風習の企業が結構残っているのが実情です。その中でどうやってうまく生きて行くのかってことにフォーカスして書きました。
 
 

おまけ

 

残業について

 
ブラックな残業はするべきじゃない
残業代がきっちりと出る企業に務めている方は、残業をしてもしなくても、仕事の状態に合わせればいいと思います。ただ、サービス残業のようなことを"会社の為に”残業をしている人は絶対にするべきではないと思います。そもそも労働基準法違反。「先輩もやっているからとか帰れない」「上司に帰ると言いにくい」とか色々事情はあると思いますが、まずは上司に「時間になったので帰ります」と伝えましょう。上司も残業代を払っていない場合「帰るな」とは言いにくいです。謎の帰るなプレッシャーをかけてくる人もいますが、気にせずに帰りましょう。
 
そして、一番たちの悪いのがみなし残業という制度です。みなし残業とは、毎月決められた残業代がもともと給料に組み込まれている制度をいいます。例えば、月給20万+みなし残業代25000円のような形で、毎月残業してもしなくても残業代として25000円もらえます。
 
これを聞くと残業しなければ得じゃん
と思うかもしれませんが、残業があるからこの制度を利用するのです。そして、この制度の何がタチ悪いのかというと、本来、みなし残業20時間だけど、それ以上残業しても支払われないことがあるのです。勘違いしている人もいると思いますが、みなし残業があるからいくら残業しても、みなし残業代しかもらえない訳ではありません。みなし残業代を超えて残業した場合はプラスでもらえます。これを知らないと会社にいいように使われます。とりあえず自分の雇用状態を調べてみることをお勧めします。
 

日本になぜブラック企業がたくさんあるのか。

 
それは日本人の気質だと思うのです。変化と現業維持だったら圧倒的に現状維持を選ぶ人が多いのが日本。その現状がいくら悪かろうが、、、そして、ブラック企業に勤めている人がやめないで働き続けるからこそブラック企業が存在し続けるのではないでしょうか。
 
自分の中で”やめる”という選択肢を持っているだけでも、少しは生きやすくなると思います